のだたくブログ

やりたい事に挑戦する、そんな日常を発信してます。

【就活生向け】自己分析の危険性

 

f:id:nodataku:20200705164442j:plain

こんな人に読んでほしい!

・自己分析をしてる就活中の学生さん

・「自分はこんな人だ」と自信を持って言える方

 

 

こんにちは、のだたくです。

突然ですが皆さん、「自己分析」してますか??

 

就活生が企業に自身を売り込む際に必須となってくる「自己分析」

 

うまく活用すれば話に一貫性を持たせることができ就活や自身の今後の人生においても非常に強力な武器となります。

しかし、自己分析を間違えた認識でとらえてしまうと自分自身の人生を悪い方向に左右しうる。

 

いいものと思われがちな自己分析も、実はそんな負の側面があるんです。

 

今回はあえて自己分析の負の側面に焦点を当て、知ってもらうことで

読んでくださる皆さんに自己分析を有効活用していただくためのソースをお伝えしていきたいと思います。

 

 

自己分析とは?

そもそも自己分析とは、

①自身の過去の行動を事実として洗い出し、

②その行動の原因を抽出する

③自身の価値観や考え方の癖、傾向をつかむ

という作業であると僕は認識しています。

 

例を挙げると

①大学一年時に営業のインターンに参加した(事実)

②人に誇れる力を身につけたかったから(原因)

③成長欲求が強い(自身の傾向)

といった感じです。

 

それでは話に入っていきます。

 

結論

結論から言います。自己分析の負の側面は、

 

「自身の可能性を狭める可能性がある」という点です。

 

なぜなら過去の経験に基づき自身を分析するのですから、その分析結果を今後未来においても適用しようとすれば「過去に囚われた」未来になり、自身の持つ新たな可能性に気づきにくくなってしまうからです。

 

 そもそも未来は不確定、故に自身の理想的な未来を描き、創造していくことができます。

しかし、過去に囚われてしまうと自身の理想像に「過去の経験」という観点からバイアスがかかり、制限されてしまいます。

これでは自分の行動範囲が制限され、自身の未発掘な可能性に気づくチャンスを失いかねません。

 

解決策

この弊害を排除するためにはどうすればよいのでしょうか?

 

2つの解決策を提案します。

 

解決策①「自己分析の目的を明確にする」

 

例えば就活において、多くの先輩方や就活サイトは積極的に自己分析をするように推奨しています。もちろん、この点に私は賛成しています。

 

しかし、ここで大事なのは「なぜ、自己分析をするのか」という視点を持つことです。

 

この視点を持つことで目的意識が明確になり、自己分析の結果に振り回されることを防ぐことができます。

 

 

ちなみに私個人の、就活において「なぜ、自己分析するのか」に対する答えは

「自分が行きたい企業の求められる人物像を描くための情報集め」です。

 

企業は採用において、求める人物像を掲げその人物に合った学生を採用していきます。

故に自分の行きたい企業がある場合、自分自身がいかにその企業に求められる人物であるかということをアピールしなければなりません。その点において、自己分析をし、過去の経験や自身の価値観を知っていれば、企業に対してアピールできる手札を多く持つことができ、自分オリジナルのストーリーを作ることができます。

 

あなたにとっての答えは何でしょうか?

 

 

解決策②「未来は過去の延長線上ではないことを認識する」

 過去は所詮、自分自身が歩んできた客観的事実でしかありません。

しかし、過去の事実とは360度、あらゆる角度からとらえることができるため、そこから導き出される自分自身の認識は、どのような切り口で捉えるかにより大きく異なります。

 

例えば、「ある奥さんが夫を殺した」という事実があった際に、

社会的観点から見たら殺人は悪であるため奥さんは悪です。

しかし、虐待を受けていた子供を守るために仕方なく殺したのだとしたら、少なくとも子供の観点から見ると奥さんは善に近いのではないでしょうか。

 

 

過去と比べた際に未来は、結果が決まっておらず自分自身の選択によって方向性、またその結果を決めることができます。

未来は不確定なものであるからこそ、自分自身の思い描くように自由に創造していくことができるのです。

 

例えば、今まで会社員をしていた人が突然

「おれ、今日から会社辞めて紅白出るために歌手目指すわ!」

と言い出したとして、過去と関係なくても全然いいわけです。 

 

元来、自身の描く理想像を自由に描いてゆける未来は、過去との関係性など皆無なのです。過去と未来を結びつける必然性は必ずしもないのです。

 

まとめ

いかがでしたか?

非常にメリットの多い自己分析も、過去に囚われてしまい、結果自身の可能性を狭める危険性があるんです。

 

もちろん、自身の過去を分析する中で「自分の軸は間違えなくこれだ」と確信できたならその方向に向かって全力で向かっていくべきだと思います。

 

しかし、自己分析をしたからといって自分自身の「本当にやりたいこと」が見つかるかといったときに難しいのは事実。なぜかというと圧倒的に経験が足りないからです。

自分が世の中のすべての体験をすれば自分に向いているものが、またやりたいことが見えてくるかもしれませんが就活時期の学生の経験はそこまで多くないことがほとんど。

 

だからこそ、自分自身の可能性を見つけるためにも絞りすぎず、未知にも積極的に向かっていくことがあなたの人生をより豊かにするのではないでしょうか。

 

是非この視点から、自己分析、ひいては就活への認識を見直してみてください!

 

 

最後まで読んでいただきありがとうございました!