のだたくブログ

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【1分でわかる】音楽ロック史part.3

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この回も折り返し、part.3になります!
前回はR&Bの衰退からフィル・スペクターの活躍。そして現れたビートルズ!ってところかな(雑)。今回は、ビートルズやボブディランといったスターが活躍し、文字通りロックの最盛期を描きます。そしてその最盛期はとある事件とともに幕を下ろすのです。

それでは見ていきましょう!

 

③ヒッピーの盛衰

ビートルズはイギリス人でアメリカにウケた初の大スターになります。誰しも一度は名前や曲を聞いたことがありますよね!

 

彼らが革命的と言われた理由は、自身で作詞をするロックバンドだったということ。今では当たり前ですが、当時のバンドは誰かに作詞作曲してもらうことがほとんどで、自身で作詞をするという文化がなかったのです。「バンドは歌さえ歌っとけばいい」的な風潮があったわけです。しかしビートルズは自身で作詞をし、その上その作詞の実力を有識者から認められるというとんでもないことを起こすわけです。

 そんなわけでイギリス人がアメリカに音楽的なムーブメントを起こす「ブリティッシュ・インベーション」の先駆者となります。

 ビートルズノーベル文学賞を受賞したボブディランとも接触しています。その出会いの中で、ボブディランから詩に対して痛烈な批判を受け、愛や平和などのメッセージ性に焦点が置かれた作品が生まれていきます。またドラッグの影響も大きく受け、サイケデリックロックが誕生、「ヒッピー文化」が生まれていきます。

 ボブディランはフォークソングを歌う、アメリカ発のスターです。彼もまたビートルズに刺激を受け、フォークの世界からロックに目覚めていきます。彼の作風は戦争に対する痛烈な批判をフォークソングで、またロックで表現することが軸になっています。

この時代は、若くして亡くなった天才ギタリスト、ジミヘンドリクスが活躍したり、当時日の光を浴びなかったが、のちの有名アーティストを生み出す始祖となったオルタナティブロック、ベルベットアンダーグラウンドが登場したりと盛り上がりをみせます。

 

特に1969年はロックの伝説的な年と言われ、ウッドストックという野外の超大規模イベントが開催されロックバンドの最盛期を迎えます。しかし、ウッドストックののちに開かれたイベントにて、警備を担当した暴走族「ヘルズエンジェルズ」の暴動によりイベントは暴走、多数の死者が出ます。この事件を契機に、楽観的であった世論は現実に目を向けだし、ヒッピー文化が衰退していくのです。この事件はオルタモントの悲劇と呼ばれています。

 

今回はちょっと内容が長くなってしまいました。しかしそれくらいロック史を語る上で重要なパートに当たるわけです。次回はビートルズ解散後の流れを見ていきます。

それではpart.4に進みましょう!

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